(本要約)本当はこわくない 新型コロナウイルス 3.5.11
知っておくといいことが沢山あります。
説明
内容紹介
Amazon1位 病理学(2021.2.23)
7刷出来! 累計22500部
著者出演のYouTube
【特番『日本コロナの真実とは?コロナ狂騒曲の真相と処方箋』】が
68万回再生で話題!
新型コロナウイルスの本質を理解することで、どこまで恐れるべきかがわかる!
イベントはできない、旅行は行けない、人が集まれない……
マスコミがあおる“コロナの恐怖"に翻弄されるニッポン
新型コロナウイルスの真の姿を最新の科学情報から明らかにし
ウイルスと共存する道を提言する。
2020年の日本はコロナ一色の、ある種異様な空気に包まれていた――数年後から今を振り返ってみたら、おそらくそう言われているでしょう。テレビでは毎日感染者数を報じ、朝から晩までコロナウイルスの話題を取り上げ続けました。イタリアやニューヨークの惨状を視聴者の目に焼きつけ、「今に日本も同じようになるかもしれない」と恐怖をあおりました。
社会全体が“コロナ恐怖症"に陥り、マスクを着用しない人に非難の目を向けたり、県外ナンバーの車を排除しようとしたり、「人が集まるから」という理由で美しく咲く花を切り落としてしまうことまでしました。 しかし、いつまで経っても日本がニューヨークやイタリアのようになることはありませんでした。なぜ、日本は厳しいロックダウン(都市封鎖)もしないのに、欧米のように感染が広がらないのか――世界から不思議に思われました。
著者はこのことに早くから目をつけ、世界の最先端科学情報を解析することで、日本と東アジアの民族には、長年コロナウイルスにさらされてきた歴史を背景に新型コロナウイルスに対しても免疫的なアドバンテージがあるという結論に至りました。
そして、過剰な自粛や行動制限によって経済的に行き詰まるケースが続出している状況に危機感をおぼえ、新型コロナウイルスに関する最新情報と、健康と経済のバランスの取れた冷静な見方を発信し始めたのです。 著者の井上正康医師は、長年腸内フローラを中心に病理学や分子病態学を研究し、臨床経験も豊富です。また、専門家のみならず、一般向けにも医療と社会の在り方を考える「現代適塾」を開講。身近な問題を切り口に、医療や科学について、独自の視点でわかりやすく解説しています。
本書は、新型コロナウイルスの特徴や感染のしくみ、免疫がどのようにウイルスを排除するのか、日本・東アジアと欧米・南半球の違い、どんな人が重症化リスクが高いのか、効果的な感染防止策は何かなどを網羅。Q&Aも入れながら、新型コロナウイルスに対してどう対処したらよいのかを具体的に示します。
ウイルスをゼロにすることは不可能です。であるならば、リスクが高い免疫弱者には最大の配慮をしながら、通常の健康人は経済と感染予防をバランスよく両立させることが大事です。
恐怖心をあおる情報に翻弄されず、正しい知識にもとづいた科学的思考で冷静に対応し、当たり前の日常を生きながらウイルスと賢く共存する――これが本書に込められたメッセージです。
目次
序章 新型コロナウイルスがもたらしたもの
◆未知のウイルスとの出会い
◆蔓延したのは過剰反応と思考停止だった
◆教訓を生かして「次の波」に正しく備えよう
目次 序章 新型コロナウイルスが世界を異常にした
◆未知のウイルスとの出会い
◆蔓延したのは過剰反応と思考停止だった
◆教訓を生かして「次の波」に正しく備えよう
第1章 人類と感染症
◆人類最大の敵は感染症
◆ウイルスには抗生物質が効かない
◆ウイルスに対抗する免疫の力
◆感染拡大を防ぐ「集団免疫」
第2章 コロナウイルスとは
◆変わり身が速い「RNAウイルス」
◆新型コロナは7番目の新参ウイルス
◆突然変異しやすいRNA遺伝子を持つ
◆コロナはどのように感染するのか?
◆子供の感染率が少なく、重症化しない理由
【Q&A】
第3章 世界と日本の新型コロナの感染状況
◆新型コロナウイルスはいつ日本に来たのか?
◆感染はどのように世界に広がったのか?
◆新型弱毒株と強毒株はどのように世界に広がったのか?
◆「コロナの波」は日本に2回来ていた
◆「PCR陽性=感染者」ではない!
【Q&A】
第4章 死者数から見た日本と東アジアの特異性
◆死者数が少なかった日本
◆効果が見えないロックダウン
◆効果が見えない「3密回避」と「接触8割減」
◆土着のコロナと新型コロナの交差免疫
◆「弱毒株→強毒株」の順序が“本土"を防衛した“神風"
【Q&A】
第5章 コロナウイルスと免疫
◆新型コロナウイルスの標的は免疫弱者
◆ウイルスから身を守る「免疫」のしくみ
◆抗体を持つ人が少なかった理由
◆ウイルスの感染防御には細胞性免疫が重要
◆私たちのからだには「免疫記憶」がある
◆コロナウイルスの免疫反応と抗体の多様性
◆BCGは新型コロナに効くのか?
◆民族特有の遺伝子特性・HLA
【Q&A】
第6章 「次の波」に向けての処方箋
◆高齢者で高い重症化率と死亡率
◆新型コロナは感染力の強い風邪ウイルス
◆トイレで感染の可能性が高い
◆過大評価されて混迷を極めるPCR検査
◆日本ではCTの活用が有効!
◆ワクチン幻想を疑え!
◆治療薬開発のめどは?
◆コロナ時代の免疫パスポート
【Q&A】
第7章 「失敗の本質」と<日本人の死生観
◆グローバル社会の新しい感染症
◆「失敗の本質」を見つめ、俯瞰的に対応する
◆クラスター解析はどこまで有効だったのか?
◆AIやビッグデータを用いて最先端ゲノム科学で俯瞰的に戦う
◆「指定感染症」からの格下げがコロナ禍解消のカギ
◆「コロナ恐怖症」こそが「失敗の本質」
◆成熟国家スウェーデンの国策とトレードオフ
【Q&A】
おわりに
参考文献
出版社からのコメント
ヨーロッパやアメリカで多数の犠牲者を出した新型コロナウイルスが、なぜ日本ではケタ違いに少ない死者数で収まっているのか? 遺伝子や免疫に関する最新の科学情報から、新型コロナウイルスの真の姿を明らかにします。マスコミがあおる“コロナの恐怖"に翻弄されれば、社会は窒息状態になる。正しい知識と適切な感染症対策で、健康と経済が調和した当たり前の日常を取り戻し、ウイルスと賢く共存する道を提言します。
内容(「BOOK」データベースより)
欧米で多数の犠牲者を出した新型コロナウイルスが、日本ではなぜ少ない死者数で収まっているのか?気鋭の分子病態学者が、遺伝子や免疫に関する最新の科学情報から新型コロナウイルスの真の姿を明らかにする。
著者について
井上正康(いのうえ・まさやす) 大阪市立大学名誉教授(病理学) 1945年広島県生まれ。1974年岡山大学大学院修了(病理学)。 インド・ペルシャ湾航路船医(感染症学)。 Albert Einstein医科大学客員准教授(内科学)。 Tufts大学医学部客員教授(分子生理学)。 大阪市立大学医学部教授(分子病態学)。 2011年大阪市立大学名誉教授。 宮城大学副学長等を歴任。 現在、キリン堂ホールディングス取締役、現代適塾・塾長 腸内フローラ移植臨床研究会・FMTクリニック院長。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井上/正康
1945年広島県生まれ。1974年岡山大学大学院修了(病理学)。インド・ペルシャ湾航路船医(感染症学)。Albert Einstein医科大学客員准教授(内科学)。Tufts大学医学部客員教授(分子生理学)。大阪市立大学医学部教授(分子病態学)。2011年大阪市立大学名誉教授。宮城大学副学長等を歴任。現在、キリン堂ホールディングス取締役、現代適塾・塾長。腸内フローラ移植臨床研究会・FMTクリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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